【詩人あらわる】whさんの「ここまで東京」
どこまで東京かを題材に詠った詩ですよ、これは!
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なんですかこの自由奔放さは。はじめて見たこんなかたち。こういう方がいらっしゃると、ああこのプロジェクトやって良かったなあと思うわけです。まあ、べつに好きではじめたことですが。
まともな回答がほとんどない!褒め言葉ですよ、これは。すばらしすぎるので各線見てみましょう。
中央線→吉祥寺
京王線→武蔵野台
小田急線→町田
田園都市線→渋谷
東横線→綱島
東海道→品川
京葉線→新木場
総武線→小岩
常磐線→上野
京成-伊勢崎線→町屋
京浜東北線→上野
東武東上線→朝霞
西武池袋線→練馬
中央線は吉祥寺っていう順当なつかみから始まったかと思えば、いきなり京王線が武蔵野台っていうしぶいところを見せつける。田園都市線がなんと渋谷!という大胆さで度肝を抜いておいて、小田急線は町田。この緩急はすごい。
急転直下、東横線がまさかの綱島。しぶい。あの駅前はひどい。バスの運転手かわいそうだなーっていつも思う。
常磐線と京浜東北線もなんと上野までというきびしい選択を繰り出した後、東上線、池袋線が朝霞、練馬という庶民的なところも。
いやいや、東京を縦横無尽に放浪する詩人ですよ、whさんは。ランボーか。
びっくりしたのはランボーのくせに総武線にかぎって小岩っていう常識的な答えをもってくるところ。
ランボーにとって千葉方面はとくに詩的ではなかったか。なんだかくやしい。